平成に移行し22年、21世紀に入り10年が経過しようとしています。間もなく平成生まれの大卒者が新社会人になります。スポーツ界では石川遼君や浅田真央さんなど十代の若者が活躍していますが、自分が同じ歳だった頃、こんなにしっかりしていただろうか?
たぶん4、5年後には、平成生まれの政治家の誕生も見られるでしょう。バブル崩壊、IT革命、9.11後の世界情勢の変化、少子高齢化、社会保障制度の崩壊、環境問題への関心、平成の大合併、急激な景気低迷による若者の雇用不安、歴史的政権交代など、平成の時代、多くのことを見たり聞いたり、あるいは肌で感じてきた若者はどのような価値観で政治に挑むのでしょうか。もちろん若い人々が政治に関心を持ち、政治家として台頭してくることは大歓迎です。しかし、なんとかチルドレンではなく、即戦力で働ける真の実力者が政治を目指して欲しい願っています。近い将来、自分の子供のような平成人と世代を超えた県民のための厚い議論を交し合える日が来ることを、楽しみに待っていたいと思います。
私もちょうど15年前、29歳で水戸市議会議員に初当選させていただいたとき、誰にも負けない改革心と向上心を持っていました。政権交代という大きなうねりを目の当たりのした今こそ、初心にかえり、政治を変える原動力になりたいと決意を新たに致しました。
そして、時代のニーズに人々の価値観の変化を的確に捉え、県民の皆様の負担にしっかりお応えできる議会活動に一層邁進していきたいと思います。
時代や価値観の変化とともに行政需要はさらに多様化、高度化しています。少子高齢化への対応、医療や介護、年金などの社会保障制度の充実、景気雇用対策の拡充など「安心」に対する県民ニーズが一層高まっています。一方で、地域間格差が拡大しており、これらを解消するために道路や橋梁、通信技術などのインフラ整備に引き続き力を入れていかなければなりません。また、高速道路の整備や茨城空港の開港により、陸海空の広域交通ネットワークが形成され、人や物の流れが変わることから、観光振興や企業誘致等の施策について、従来の枠を超えた新しい取り組みが求められます。更に農業県としての更なる振興策や既存産業の育成と活性化策にも強力に取り組み、産業振興の底上げを図って「いばらきの元気」を取り戻さなければなりません。茨城の潜在力と県民の底力を発揮し、それぞれの地域の特性を生かした施策の推進によって、活力を生み出していかなければなりません。どこに住んでも明るく豊かに、そして安全安心に暮らせる「いばらきづくり」をめざして、県民の皆様とともに英知を結集して頑張ってまいります。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。


